木村芥舟著『幕府名士小伝』について

『幕府名士小伝』とは、明治30年(1897年)に木村芥舟(木村喜毅)によって、雑誌『旧幕府』に寄せられた評伝集です。木村芥舟はその序文で後世の史を編する者の参考に供するために、天保期以降の錚々たる名のある者のうち、(当時の)生存者を除いた各人の小履歴を記したと説明しています。取り扱う「幕府名士」は大老、老中、若年寄などを務めた大名から、勘定奉行や江戸町奉行などを務めた旗本まで実に90名の評伝が収録されています。当ブログでも取り扱う人物が多く含まれており、下記に掲載「幕府名士」の目次を作成しました。30年以上前のことを記しているため、役職就任年などに誤認が散見されますが、実際に同僚として幕政を担っていた木村芥舟が語る人物評ですので、非常に興味深いです。各旗本の記事内で順次紹介していきます。(追記が完了した旗本にリンクを設定していきます)

◆掲載「幕府名士」

水野忠邦 太田資始 脇坂安董 真田幸貫 堀親実 新見正路 筒井政憲 成島司直 遠山景元 矢部定謙

鳥居忠耀 榊原忠義 林[光皇] 岡本成 久須美祐明 羽倉用九 阿部正弘 堀田正篤 遠藤胤統 酒井忠毗

本多忠徳 跡部良弼 土岐頼旨 戸川安清 内藤忠明 伊沢政義 松平近直 川路聖謨 川村修就 江川英龍

戸田氏栄 林韑 井戸覚弘 池田頼方 浅野長祚 戸川安鎮 井戸弘道 松平近韶 水野忠徳 竹内保徳

村垣範正 井上清直 中村時萬 本郷泰固 土岐朝昌 荒尾成允 佐々木顕発 朝比奈昌寿 関行篤 鵜殿長鋭

大久保忠良 堀利煕 永井尚志 岩瀬忠震 岡部長常 津田正路 根岸衛奮 井伊直弼 酒井忠義 久貝正典

池田長休 石谷穆清 薬師寺元眞 黒川盛泰 野々山兼寛 久世広周 安藤信睦 平岡道弘 松平慶永 大久保忠寛

小栗忠順 水野忠精 阿部正外 松前崇広 板倉勝静 稲葉正巳 小笠原長行 大関増裕 小笠原広業 服部常純

池田長発 柴田剛中 駒井信興 木村勝教 川勝広運 藤沢次謙 矢田堀鴻 古賀増 林靏梁 山岡高歩