大久保＜駿河守＞忠行

『江戸切絵図』外桜田/嘉永3年より抜粋、「大久保甚右衛門」表記区画を忠行の屋敷地と推定。家禄は3000石。家禄900石の別家の大久保家にも、幕末期に籏奉行などを務める同名の大久保忠行（九郎兵衛/弥右衛門/下野守/信濃守）がいるが、別人物

使番から小姓組番頭まで昇進

役職通称遍歴

和暦	西暦	役職	通称	備考
文化10年11月4日	1813年11月26日	寄合	靏松	家督
天保4年1月11日	1833年3月2日	使番	甚右衛門	高3000石
天保8年7月16日	1837年8月16日	使番	甚右衛門	国々巡見御用
天保9年2月3日	1838年2月26日	使番	甚右衛門	巡見御用御免
天保9年閏4月20日	1838年6月12日	寄合	甚右衛門	辞
天保15年9月15日	1844年10月26日	火事場見廻	甚右衛門
弘化2年5月29日	1845年7月3日	寄合肝煎	甚右衛門
安政2年12月28日	1856年2月4日	新番頭（二番組）	甚右衛門
万延2年2月15日	1861年3月25日	小姓組番頭（六番組）	甚右衛門
文久元年11月16日	1861年12月17日	小姓組番頭	駿河守	諸大夫
文久2年7月4日	1862年7月30日	寄合	駿河守

屋敷地推定

武鑑記載家紋

花押