Before/After湯島大小砲鋳立場

嘉永6年『江戸切絵図』本郷 安政4年『江戸切絵図』本郷

櫻ノ馬場→御鉄炮鑄場

『江戸切絵図』本郷【左】嘉永6年/【右】安政4年

ペリー来航を受けて、海防力強化を目的として大筒鋳立掛が任命され、湯島大小炮鋳立場が設置されました。嘉永6年版の『江戸切絵図』では「櫻ノ馬場」と表記される区画が、安政4年版の『江戸切絵図』では「江川太郎左衛門掛 御鉄炮鑄場」表記となっているのが確認できます。江川英龍は安政2年に卒しているため「江川太郎左衛門」は江川英敏を指しています。

所在地推定