「服忌令」とは近親者の死去に際して、続柄に応じた服喪と忌引の期間などを定めた法令のことです。「分限帳」とは幕府や諸大名などが臣下の家禄や経歴を記した名簿のことです。これら近親者や臣下の基本的な情報の管理責任者が大目付に加役として任じられた「服忌令分限帳改」の役目となります。下記に『柳営補任』と『武鑑』の記載から推定した幕末期(嘉永~慶応)の就任者を列挙します。
大目付からの加役
池田長溥(弘化3年11月29日~嘉永6年11月10日)
井戸弘道(嘉永6年12月15日~安政2年7月26日)
跡部良弼(安政2年8月9日~安政3年7月13日)
伊沢政義(安政3年9月~安政4年)
田村顕彰(安政4年7月24日~安政5年5月12日)
山口直信(安政5年)
平賀勝足(安政5年~万延元年)
山口直信(万延元年12月25日~文久元年7月30日)
溝口直清(文久元年7月30日~文久2年6月5日)
浅野氏祐(文久3年7月13日~文久3年7月28日)
渡辺孝綱(文久3年8月13日~元治元年5月1日)